今日は、歯やあごの症状についての足もみです。
歯が痛い時、歯茎の症状、顎関節症などのあごの症状の時、ちょっとお試しください。
「歯が痛いんです」というお客様がいらしたとき、この場所を少し念入りに揉みます。すると「あれ?痛くなくなった」という方、結構多いんです。
でも決して足を揉んでそれが治ったわけではないので、必ず歯医者さんには行ってくださいね。歯の健康は体全体の健康を保つうえでも、とても重要です。痛みなどがなくても、定期的に検診してもらうのがベスト!
(私も半年に一回は、かならず診てもらっています)
足を揉むときには、クリームを忘れずに。
ちょっとクリームをつけて揉みましょう。
特に足もみ棒を使う時は、皮膚を守る効果もあります。
普段使っているハンドクリームなどでよいので、薄く塗ってから始めてください。
歯・あごの反射区ともみ方
歯やあごの反射区は、拇趾の甲側、第一関節の周辺にあります。
細かく言うと、第一関節の場所が「下のあご」、そこから爪側にちょっとずれた場所は「上のあご」です。
さらに、首から上は神経が交差するので、左右が逆になります。顔の真ん中から右側は「左足」、左側は「右足」を揉んでください。
(写真は右足なので、顔の左側にあたりますね)
そして、写真で言うと左方向の体の中心側が顔の中心(つまり前歯のあたり)で、右方向の第二趾方向が顔の外側(奥歯の方)になります。
ちょっと難しいかなぁ~?
「難しい!面倒くさい!」と思う方は、とにかく第一関節周辺をまんべんなく揉みましょう(笑)
でも「体の中心側は前歯の方、第二趾側は奥歯の方」というのを覚えておくと、ちょっと良いかも。
だから、例えば「一番前の歯が痛い」という時には、第一関節のあたりの拇趾の真横(体の中心側の方)を、「前から四番目」の場合は反射区の真ん中くらいの場所を、そして「一番奥の歯」の場合は、拇趾の第二趾側真横の第一関節あたりを揉むと、ちょうどそのあたりになります。
難しいですか?わからなかったら「まんべんなく」!
揉み方は、写真のように足もみ棒を第一関節周辺に当てて、グッと指で押す感じが良いと思います。
この時に、趾の上だけではなくて真横までしっかり刺激しましょう(真横は前歯とか奥歯にあたります) 真横を揉むときにはちょっと棒の角度を変えると良いですね。
足もみと歯やあごの症状って結びつかないように思うのですが、結構この反射区効きます。ぜひお試しを!
毎日の健康管理に足もみを!
足もみは、体全体の血行促進させるほか、自律神経の調節、腸への刺激など様々な効果があります。
お家にいる時間が長くなり、体を動かす機会が少なくなったという人も多いと思います。
そういう時、気分転換や体調管理に足もみをお役立てください。
一日の中で、わずかな時間でもいいので、足を見て変わったところがないかチェックをしましょう。
足をもんだら、お水やお白湯を飲むことも忘れずに。