日本気象協会 tenki.jpのヒートショック予報

年の北海道は雪の便りが記録的に遅くなっています。

 

とはいえ、朝晩はだんだん冷え込みも厳しくなってきていますし、朝晩と日中との気温の差がとても大きい時もあります。

 

 これからの時期に気をつけなければならないのが、暖かい部屋から寒い部屋に移動した時などに起こる「ヒートショック」

 

急激な温度差で血圧が大きく変動し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす恐れがあります。特に高血圧気味の人や、動脈硬化の傾向のある人、高齢者の方は注意が必要と言われています。

 

 先日、テレビ番組で「ヒートショック予報」というものがあると聞いて、ちょっとチェックしてみました。ヒートショック予報は、日本気象協会tenki.jpが提供していて、気象の予測情報をもとに、ヒートショックのリスクの目安を示しています。

 

日本気象協会 ヒートショック予報

https://tenki.jp/heatshock/

 

上の画像は、11月5日の予報を切り取ったもの。

 

「危険性は少ないけど油断しないように=赤」から「警戒=青」まで6段階で目安が示されています。(個人的には、警戒を赤にした方が良いように思うのですが、寒さをイメージして青くしているのでしょうか?)

 

 イメージ的には、気温が低い北海道が危険なように思うのですが、北海道よりも本州の方に警戒のマークがついています。

 

 これは、北海道の住宅は保温性が高く、それほど部屋ごとの気温差が大きくないからのようです。(特に新しい住宅は、その傾向があります。逆に古い住宅は、気温差が大きいこともあります)

 

 北海道の人が冬に本州に行って、「向こう(本州)は寒い」というのを聞いたことはないでしょうか?気温そのものは北海道より高いのですが、本州の家は通気性が高いので、北海道の家に比べてとても寒く感じるのです。私も冬に実家に帰省すると、ストーブの前を占領しています…。

 

 このため、お風呂の脱衣所やトイレなどが特に寒く、加えて服を脱ぐ場所でもあるため、そこでヒートショックが起きやすいと言われています。

 

お風呂に入ることは、自律神経を整えたり冷え性を改善するのにとても効果がありますが、お風呂場や脱衣所を十分に暖めないとヒートショックの危険性も高くなります。ぜひ上手にお風呂に入るためにも、ヒートショック予報などを目安にして、入浴前は脱衣所を暖めるようにしてください。

 

2018年2月に開催されたバイオクリマ研究会の第21回研究セミナーでは、家を暖かくすることで高血圧や肩こり、腰痛などのリスクが減るという研究報告もありました。可能な範囲でお家も暖かくできるといいですね。

 

 

参考:

・バイオクリマ研究会 第21回研究セミナー要旨集 2018年2月24日 NPO法人バイオクリマ研究会

・日本気象協会 tenki.jp ヒートショック予報 https://tenki.jp/heatshock/

・ウィキペディア「ヒートショック現象」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒートショック現象

・STOP!ヒートショック https://heatshock.jp/