皆さんのおうちに、これありますか?100円ショップで売っている、プラスチック製の青竹ふみです。
比較的多くのお宅にあるかとは思うのですが、毎日使っているでしょうか?「そこら辺に出しているだけで使わないからホコリをかぶっている」という話も良く聞きます。
100円で買える安いものですが、実はきちんと使えばとても便利なものですよ♪
私の講座でも何回かこれを使った足もみの方法を取り上げましたが、「体がポカポカする」「手を使わないから楽」という感想が挙がっていました
手軽にできますので、ぜひ毎日の足もみにご活用ください!
体重をかけるのがポイント
基本的な使い方は、写真のように片足づつ体重をかけます。両足を乗せるやり方もありますが、バランスを崩すこともあるので、私としては片足ずつをおススメします。力の調節も楽ですよ。
バランスを崩しそうなときには、イスや壁に手を添えてもOKですし、立つのが大変であれば椅子に座ってやっても良いと思います。くれぐれも無理をしないようにしてくださいね。
カーブや山の違いを利用しましょう
また、この青竹ふみは、カーブや大きさの違う山がありますね。
向かって左側の山はちょっとカーブが急なので、刺激も強め。
「強いのが好き!」という方は、外側にあるこの山を利用しましょう。
対して、右側の真ん中に近い方はカーブがゆるくて、刺激も弱め。
「やわらかい刺激の方が良い」という方は、真ん中に近い山の方をつかうのがおススメ。
これは、ご自身で一番心地よい所を使うと良いと思います。
土踏まずへの刺激
土踏まずへの刺激は、写真のように。(私はちょっと強めが好きなので、外側の山を使っています)
胃腸の調子、むくみ、便秘(特に左足)などにおススメ。
指への刺激
親指(第1趾)は頭部の反射区、第2~3趾は目、第4~5趾は耳の反射区があります。
頭痛、目の疲れなどには、指だけをカーブに乗せて体重をかけると効果的。特に親指はしっかりやるのがおススメ。
かかとへの刺激
足を踏板の向こう側に半分出して、かかとへの刺激。
かかとには、不眠症や婦人科系の症状、腰痛に効果的な反射区があります。
足の内側への刺激
カーブを上手く使って、ちょっと膝を内側に入れると足の内側への刺激になります。
ここは、背骨ラインと膀胱の反射区があります。
腰痛、頻尿などの症状におススメ。
足の外側への刺激
山に足の外側を押し付け、ひざを少し外側に出すと、膝や腕の症状に効果的。
メーカーが違うと感覚も違う
今まで紹介したのは、ダイソーで買った青竹ふみ(上)です。
同じようなタイプのものが他のお店でも販売されていて、写真下の緑の物はワッツという100円ショップで売っているもの。
基本的なつくりは変わらないのですが、ダイソー版は突起の間隔がちょっと広いため、少し刺激が強く感じます。
なので、強いのが好きな方はダイソー版を、やわらかめが好きな方はワッツ版が良いかも。
また、ワッツ版は、両端にある小さなツブツブのエリアも適度な刺激になって心地よいですし、ダイソー版のど真ん中にあるポッチの部分は、足裏の湧泉(ゆうせん)というツボを刺激するのに最適です。
それぞれ良い所があるので、お好みの方を使ってみると良いと思います。
両方あると最適ですね!
やりすぎは禁物!
やり過ぎは禁物です!
やりすぎると足の裏に角質がついたり、ヒリヒリして歩くときに辛かったりします。
ちょっと気がついた時に、3~5分くらい行えば良いと思います。
お手軽に買えるものですので、ぜひお家に一つそろえてご活用ください。
※日本若石研究会で発売しているDVD「竹ふみ☆とんとん」を参考にしました。
余談:JAL国際線のエコノミークラスでも常備しているらしい
以前、東川町の「キトウシ元気65!!」の講座で、この青竹ふみの使い方を取り上げた時に受講生の方が教えてくれたのですが、その方、ハワイへ旅行に行った時飛行機の中であまり立ち歩かなかったので、脚がパンパンになって具合が悪くなったのだそうです。
その時CAさんが持って来たのが、この青竹ふみ。
「しばらくこの上で足を動かしていたら、とても楽になったんですよ~♪」とお話してくださいました。
「国際線の機内にあるなんて、本当かな?」と思ったのですが、JALの国際線のページを見ると、確かにアメニティのページにありました。
下の方にスクロールすると、「その他 機内サービス」のところに書いていますね。
これは、旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)の予防対策として常備してあるものだと思います。
100円ですが、なかなかのスグレモノですね。