今日は、深呼吸したい時の足もみ方法です。
例えば、人前で何か発表しなければならなくなった時、とても緊張しますよね。緊張しているときは呼吸が浅くなりがちですが、深呼吸すると落ち着くことができます。
そういう時は、ぜひ横隔膜の反射区を足もみしてみてください。
横隔膜は、肋骨の5番目と6番目のあたりにあって、ドームのような形をしている筋肉です。呼吸をする時にとても重要な役割をしています。
参考:「体の地図帳」 講談社編 監修・解説/高橋長雄
足を揉むときには、クリームを忘れずに。
ちょっとクリームをつけて揉みましょう。
特に足もみ棒を使う時は、皮膚を守る効果もあります。
普段使っているハンドクリームなどでよいので、薄く塗ってから始めてください。
横隔膜の反射区ともみ方
横隔膜の反射区は、足の甲の真ん中あたりにあり、帯状になっています(写真上)
ここを両手の親指で、真ん中から両端に向かって、蛇腹を開くようにもんでください。両足ともやってみてください。
趾の骨のボコボコがありますよね?そのボコボコを感じるようにもみましょう。ちょっと痛い時は、手のひらでなでるようにしてもOK。
外出先で試したい時
お家ではなくて、外出先(例えば仕事中とか)でこれを試したい時、靴下を脱ぐことができない場合は、次のようにやってみてください。
片方の足のかかとの骨で、横隔膜の反射区の場所をグリグリ。
靴のままやると痛いので、靴は脱いでくださいね。
私は趣味で楽器を吹くのですが、本番前緊張した時には、時々これをやって深呼吸します。呼吸がちょっと深くなりますよ。
毎日の健康管理に足もみを!
足もみは、体全体の血行促進させるほか、自律神経の調節、腸への刺激など様々な効果があります。
お家にいる時間が長くなり、体を動かす機会が少なくなったという人も多いと思います。
そういう時、気分転換や体調管理に足もみをお役立てください。
一日の中で、わずかな時間でもいいので、足を見て変わったところがないかチェックをしましょう。
足をもんだら、お水やお白湯を飲むことも忘れずに。