今日は、本の紹介です。
折田充 著「折田式足もみ健康法」 シロクマ社 2014年
同業者の方から紹介されたのですが、この本とても良いです。
これを書かれた折田さんという方は、もともと若石健康法を広められていらしたんですね。のちに独立され、今までの若石健康法の考えに新しい理論と実技を加えた独自の足反射区健康法を確立されたとのこと。若石の反射区や理論が基礎にあるので、少なくとも若石を学んでいる人にとっては腑に落ちることが多く書かれています。
一番良いと思ったのは、それぞれの反射区の説明の章。
見開きで一つの反射区を取り上げ、右ページに反射区の位置、左ページにその反射区のもみ方、それぞれのページの下には主な適応症状と、その臓器の説明がまとめられているので、とても見やすく分かりやすいです。
また、新しい反射区も追加されています。
現在の若石健康法の反射区は64ヶ所ですが、この本では67ヶ所。
特に67番反射区「脊柱起立筋」の場所は、背中のコリや腰の痛みがあるお客様に、私も良くもんでいた場所だったので、「そうそう、これこれ!」という感じです→どんな感じだかよく分かりませんが(苦笑)
若石の初級プロとか、プロ認定講座のテキストとして使用しても良いのではないでしょうか?(今の若石の本は、反射区とかもみ方のあたり、ちょっと分かりにくいかも。)
足もみに興味のある方だけでなく、足もみを仕事にしている方にもおススメの本だと思います。