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中村屋の記録・その6「効果があったもの」

郵便局の広告展開

開業してから様々な広告媒体などを使用しましたが、一番効果が高いと感じたのが、郵便局での広告展開でした。

 

「郵便局で広告?」

郵便局で広告を出せるのか、不思議に思われる方もいると思います。私もそうでした。実際、それは可能です。

 

日本郵便ホームページ「広告宣伝に活用」

 

 最初にそのことに気付いたのは、開業してから3年目くらい?だったと思うのですが、近所の郵便局に行った時でした。「広告募集!」という張り紙があり、その場でカウンターの方に詳細を聞きました。

 

郵便局は、年賀状や郵便を出したり、年金の受取、振込など、多くの人が集まる場所。ここに広告を出したら多くの人の目に留ってお店の認知度が上がると思うし、他のお店の広告がほとんどなかったので、広告があること自体目立つと思いました。

最初はチラシから

一番最初に出したのは、カウンターの下にチラシを大きく引き伸ばしたものと、チラシをそのままラックに入れてもらう形の2種類。

 

最初に内容の審査があり、若干の直しが入りましたが、許可が下りるまで1週間くらい。その後料金を支払い、チラシを納品。

 

広告を出す郵便局や期間は、こちらで指定できました。

 

実は、「広告を出してすぐに予約がありました!」という訳ではありませんでした。でもしばらく経ってから「あの時に郵便局でチラシを見て…」とご予約される方が多くいらっしゃいました。

 

また、予約されなくても「チラシ見ましたよ」と声をかけてくださることも多く、確実に宣伝になっていると感じました。

 

その後、時期を変えて何度か広告を出していますし、これからも時々利用する予定です。

タウンプラスも便利

また、郵便局にはタウンプラスというサービスがあります。

 

日本郵便ホームページ「タウンプラス」

 

宛名を書かなくても、配達したい地域を指定するだけで、その地域の全戸に郵便物と一緒にお店のカードのようなものや、荷物などを届けてくれるサービス。

 

これも何回か利用したことがあります。

 

内容によって差がありましたが、特に体験会のご案内DMは、チラシを自分でポスティングをした時よりも反響は大きかったです。郵便物と一緒に送られてくるので、目を通してもらえる確率が高いようですね。

 

 

使い方は、ちょっと注意が必要かも。

送る側としては便利なサービスだと思うのですが、これについてはちょっと批判もあるようです。

 

受け取りたくない家…例えば「チラシお断り!」という家にも送られてくるので、そのような方は、気分の良いものではないようです。

 

利用したこと&他社のものを受け取った経験がある立場で感じるのは、内容と使い方次第ではないかな、と思います。

 

例えば、「新しく開店しました!」という内容であれば、送る側と受け取る側、双方にメリットがあると思います。送る側は、自分の足でポスティングしなくても指定した地域の全戸に配ってくれるので、効率が良い。受け取る側も、郵便物と一緒に見るので、チラシよりも情報を知る確率が高い。「チラシお断り!」というお家も、そのような内容であれば1回だけですし、大目に見てくれる可能性も高い。

 

でも、同じ店から「〇〇キャンペーン!」「今だけ〇〇実施中!」など何度も送られてくると、「また来たよ~(うんざり)」となってしまいます。顧客に宛てられたものではなくて、勝手に送られてくるので、余計にそう感じられるかもしれません。

 

ウチで次に利用するとしたら、多くの方に確実に知らせたい重要な情報に限ると思います。それもキャンペーンとかじゃなくて、「移転しました」とか、そういうレベルのものですね。

もっと知られても良いのでは?

郵便局で行っているサービスは、上手く使うととても便利なものがあります。でも、なぜかあまり知られていない。

郵便局の方はもう少し上手に告知するといいのになと思いますし、利用する側も、一度検討してみても良いと思います。