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お家でできる足もみの方法~便秘

今日は便秘の時にもみたい反射区「大腸」の揉み方を採り上げます。

今日も、ちょっと難しいかな?

大腸の反射区は左右で形が違う!

難しいのは、左右の足で反射区の形が違うからなのです。

まず、右足はこんな形。

逆L字型をしていますね。これを青い矢印の方向に揉みます。

出発点は、第四趾と第五趾の間の線をず~っと下ろしてきて、かかとの骨に当たった部分。

ここからつま先方向に逆戻りして、足の真ん中くらいで90度曲がって、内側方向に進みます。

曲がる場所の目安は、足の外側にある2番目の骨の山の場所です。

昨日アップした膝の反射区のもみ方で、その場所の見つけ方を表した写真。足の外側には「趾のすぐ下」と「真ん中くらい」と「かかと」の3か所で骨の山があります。

その2番目(写真で言うと、真ん中くらいの青い丸印の場所)の骨の山の位置まで来たら、内側に曲がりましょう。

次に左足。これはさらに複雑…。

コの字型をしていますね。これを矢印の方向に揉みます。

 

拇趾側の真ん中くらいから始まって外側に行きます。(注意深く触ると、骨の関節があることが分かります。そこから始めましょう)

なんとなく外側のお肉にぶつかったなぁと思ったら、90度曲がって真下へ。(この曲がる位置は、外側の「真ん中の」骨の山のあたりです)

そして、かかとの骨にぶつかったなぁとおもったら、また90度曲がって、再度内側に進みます。

なんでこんなに複雑なのか?

大腸の反射区は、どうしてこんなに曲がっているのか?

それは、実際の大腸の形と同じだからなのです。

(画像は、大腸癌研究会のホームページよりお借りしました。)

同じ形ですよね?

そして胃や小腸で消化・吸収したものは、先ほどの流れの通りに進みます。

なので、足もみも同じよう流れで揉むと効果的なのです。

大腸のもみ方

足もみ棒などで実際の流れに沿って揉んでみましょう。

クリームをつけるのを忘れずに!

まずは、右足の外側。

第四趾と第五趾の間の線をず~っと下ろしてきて、かかとの骨に当たるあたりからスタート。

つま先方向に逆戻りします。

真ん中くらい(外側にある骨の山のあたり)まで来たら、90度曲がって今度は体の内側の方へ。

この時、趾を反らすと筋のようなものが浮き出てしまうので、ちょっと意識して趾が反らないようにしてください。

こうならないように。(写真は左足ですが)

この辺の注意点は、お家でできる足もみの方法~高血圧予防の記事に書いてあるのでそっちもチェック!

左足に行って、真ん中くらいを横断します。

外側の筋肉にあたったなぁと思ったら、90度曲がってかかと方向へ下行。

かかとの骨に当たったら、再度90度曲がって内側へ。

実は、この最後の場所が一番重要。S状結腸、直腸のあたりなので、実際に便がたまりやすい場所です。ここをしっかり揉みましょう。

 

で、写真を見ていただきたいのですが、かなり下だと思いませんか?

足裏の皮膚の膨らみ考えると、かかとのキワはもう少し上に感じるのですが、かかとの骨って想像以上に小さいです。

揉んでもらいたいのは、かかとの骨のキワ。

指で揉むとわかりずらいかもしれませんが、棒でしっかり揉むと骨の感触が分かります。ぜひ骨のキワを見つけて揉んでください。

面倒くさいという方へ

難しくてわからない!面倒くさい!という方は、こうやりましょう。

左右の土踏まずを全体的に上から下にまんべんなく揉んでください。

本当は細かくやった方がより効果的ですが、難しかったらまんべんなく揉むのだけでもOK。

ただ、左足のかかとの骨のキワだけは、しっかりやった方が良いですね。

ここだけでもしっかりやると、割と早く便意来ることが多いです。

足もみだけじゃなくて、運動も水分も大事。

身体を動かすことや水分をしっかり摂ることも便秘予防につながります。

足もみだけじゃなくて、できることをしっかり行いましょうね。

毎日の健康管理に足もみを!

足もみは、体全体の血行促進させるほか、自律神経の調節、腸への刺激など様々な効果があります。

 

お家にいる時間が長くなり、体を動かす機会が少なくなったという人も多いと思います。

 そういう時、気分転換や体調管理に足もみをお役立てください。

一日の中で、わずかな時間でもいいので、足を見て変わったところがないかチェックをしましょう。

足をもんだら、お水やお白湯を飲むことも忘れずに。