今日は体の代謝を上げる反射区のもみ方です。
だんだんお仕事も再開されてきて、体を動かす機会も多くなってきたのではないでしょうか?ただ、一年を通して冷え性で悩んでいる人や、ちょっと体重を落としたいという人も多いと思います。
また、今後北海道以外の地域では梅雨の季節になって、屋外で体を動かす機会も減るだけでなく、ちょっと気分も滅入って余計に閉じこもり気味になる人もいるかも。
そういう時には、ぜひ足もみでしっかり血行を促進して体の代謝を上げるようにしましょうね。
足を揉むときには、クリームを忘れずに。
ちょっとクリームをつけて揉みましょう。
特に足もみ棒を使う時は、皮膚を守る効果もあります。
普段使っているハンドクリームなどでよいので、薄く塗ってから始めてください。
甲状腺の反射区のもみ方
代謝を上げるのにもみたい反射区の最初は「甲状腺」です。
甲状腺からは代謝に関するホルモンが出るため、働きが悪くなるとホルモンの分泌が乱れ、様々な症状が出やすくなります。
甲状腺の反射区は、拇趾の付け根です。
拇趾の付け根に大きな骨の丘(拇趾丘)があります。その丘のキワをL字型に揉みます(写真)
ここに足もみ棒をあて、下から上(つま先の方向)に揉みます。
90度に曲がるところがちょっと痛いので、力加減に注意して下さい。
基本ゾーンのもみ方
もう一か所、基本ゾーンの場所も揉みましょう。
ここは水分の調節、血圧に関する場所です。
この場所は、もう何回か紹介しているので覚えていますね?
腎臓…第二趾と第三趾の間から線を下ろしてきて、丘を越えた土踏まずの上部、500円玉くらいの範囲(写真の大きな赤い丸の範囲)
輸尿管…腎臓から筋肉の流れにそってかかと方向に延びた線(真っすぐではなく、自然に内側に曲がる)
膀胱…輸尿管の線と、くるぶしから下りてきた線がぶつかるあたり(多くの場合、ちょっと膨らみがある場所)
輸尿管…膀胱からアキレス腱の方向に向けて、かかとのキワを辿った線。
ちょっと難しいかなぁ…?まずは、腎臓の部分だけでも揉むようにしてみてください。どこだかわからない!という時には、土踏まずをまんべんなく揉めばOK!
もみ方としては、足もみ棒などを反射区に当てて、つま先からかかと方向に向けて一方向に揉みます。
この時に手で力を入れるのではなく、体重をかけるようにすると良いですよ。
実は、棒を持っている手と反対側の手が大事。写真を見ていただくとわかると思いますが、反対側の手の指が甲側にありますよね?この指が壁の役割をして、足もみ棒の圧力が逃げないようにしています。
「棒の先に壁を作る」のがポイント♪
もし足もみ棒がない場合は、両手の親指を重ねるようにして揉んでも良いですし、手をグーのように握って揉んでも良いです。
その場合も、甲側に指や反対の手を置いて壁を作ってください。
趾が反らないように注意しましょう!
以前も書きましたが、土踏まずを揉むときには写真のようにならないように注意しましょう。
趾が反ってしまうと、足裏に筋のようなものが浮き出てきます。
これを棒などでグリグリやってしまうと、歩くときに痛みが出てしまいます。
甲側にある手で、趾を意識的に足裏側に折り込みましょう。
こうすると、筋が浮き出てきません。
この反射区だけでなく、足裏全体を揉むときには注意をしてください。
水分補給はきちんと行いましょう
水の飲み過ぎはいけませんが、適度な水分補給は絶対必要です。
きちんと水分補給することでむくみなども解消することができます。
ちゃんとお水飲みましょうね。
毎日の健康管理に足もみを!
足もみは、体全体の血行促進させるほか、自律神経の調節、腸への刺激など様々な効果があります。
お家にいる時間が長くなり、体を動かす機会が少なくなったという人も多いと思います。
そういう時、気分転換や体調管理に足もみをお役立てください。
一日の中で、わずかな時間でもいいので、足を見て変わったところがないかチェックをしましょう。
足をもんだら、お水やお白湯を飲むことも忘れずに。